円柱ゴム外観検査装置

特徴
パーツフィーダーで供給された製品を一つずつ、回転するドラムに入れていき裏面検査を行い、各検査ガラステーブルへ供給していきます。検査ガラステーブルに供給された製品は上面、側面一周を検査して検査結果に基づき良品、不良品に分けて容器に収納されます。本装置では製品表面に浮き出てきた油滴を特殊な照明環境により、画像処理での誤検査を減少することに成功しました。
検査内容

上面検査
カケ、キズ、
バリ、異物、
スリットの有無

裏面検査
キズ、カケ、
異物、バリ

側面検査(表面1周)
カケ、キズ、
バリ、異物、
寸法
装置仕様
製品サイズ | 高さ 13mm 上面 4Φ 裏面 6Φ |
検査精度 | 18μ :検出可能領域5画素×5画素(90μ×90μ以上の検査対象物) |
処理能力 | 2800個/時 |
供給方法 | パーツフィーダー |
ホッパー容量 | 15リットル |
良品回収容器 | 13リットル |
不良品回収容器 | 1.3リットル |

パーツフィーダー上にカメラを設置して製品の向きを確認、正しい向きはリニアフィーダーに流れていき、逆向きは再度パーツフィーダーの中に落としていきます。

リニアフィーダーから流れてきた製品を9つのピッチに開けた回転ドラムの穴に入れていき、裏面検査を行ってから検査ガラステーブルに搬送します。

回転ドラムから搬送されてきた製品を、検査ガラステーブルに置いた後位置決めをして上面検査、側面1周検査をします。各ガラステーブルは独立して回転します。